〜手織りバンドの工程〜
〜織猫の4つの特徴〜
しなやかで丈夫
以前、猫の首周りが禿げてしまったなどの経験から、硬い芯や、角があるバンドはとても気になります。
それに、柔らかさを重視して作られた薄い布や細いものは、すぐに破れたりで、長期間使用出来ない場合があります。
織猫は、およそ2年間は常用可能でその間、バンドの劣化を抑えることを目指しました。
そのために布ではなく、太く撚り合わせた糸で分厚くしっかり織る事で、非常に丈夫なバンドとなり、芯を使わないしなやかさも得られるようになりました。
また手織りがもたらす独特の柔らかさ、空気を程よく含んだ質感が、人と同様に愛猫にも着け心地感につながり、あまり首輪慣れしていない猫へもオススメです。
そして、表面側にコーティングを施すことで丈夫さを増し、毛羽立ちを抑え、汚れにも強いものに仕上げています。短期間に何本もの首輪を試さずに済むかもしれません。
軽い
猫の首輪で気になるのが首輪の重さです。重たいものは愛猫のストレスにつながりかねません。そんな危惧からできる限り軽い首輪を目指しました。
織猫のバンドは平織り、シンプルで必要分を制作しています。そして布を裁断するのではないため、余分な縫代がありません。サイズも細かく設定しています。必要最低限で作るということは軽さに繋がります。首輪全体で平均約7g、大きなサイズでも10g以下です。
ゆるまない
バンドの表面がツルツルしていると美錠(調節用バックル)がいつの間にか緩んで首輪がするりと抜けてしまう、などが起こり得ます。せっかく着け直してもまた落ちるなど、万一の脱走時に危惧が生じます。
織物にはミミと呼ばれる両端に横糸の折り返し部分がありますが、織猫の場合、太い糸でミミの部分に大きな凸凹を作り、美錠をガッツリ掴んで緩むことがありません。
また同様にバンドの表面全体がボコボコとしていて、バンドと首の間に空間ができることにより愛猫の首への密着感がありません。このことはアレルギー対策にもつながります。
愛猫に似合う色が見つかる
首輪の色選びは楽しくもあり、また悩ましい部分でもあります。愛猫をお気に入りの色の首輪で着飾ってあげたいですね。
手織りの最大の利点は、色糸を選んで無限に組み合わせ自由な部分です。
織猫は、猫の毛色や種類を様々に検討し、猫たちに似合いそうな色を厳選、美しい色を飽きのこない和風テイストで制作。豊富な色のバンドからお気に入りの色を見つけて下されば幸いです。